docomoの永田清人取締役執行役員は現地時間26日の記者会見で、Tizen OSを搭載したスマートフォンを年内に発売すると発表しました。
当面は主力のAndroid端末との棲み分けのため、中級価格帯のスマートフォンにのみTizen OSを搭載させる考えです。Samsungは早ければ7月にTizenスマートフォンを発売すると報じられており、早ければ夏ごろに端末が発売される可能性もありそうです。
Tizen OSはHTML5ベースのオープンソースOSで、通信キャリアの独自カスタマイズに制限が無いのが特徴。HTML5ベースであるため汎用性も高く、現段階で既に数千のアプリケーションが利用可能と報じられています。docomo幹部いわく、Tizen OSはFirefox OSに比べ「HTML5の処理がすぐれている」とし、Firefox OSとの優位性を強調しました。
情報元:日本経済新聞